渋谷スクランブルスクエア株式会社

渋谷スクランブルスクエア株式会社 THE SHIBUYA STORY COLLECTIVE

PERIOD:
2025.09.06 / 2025.09.07
CLIENT:
渋谷スクランブルスクエア株式会社
ROLE:
Brand Communication / Event
PR:

THE SHIBUYA STORY COLLECTIVE

渋谷という街に根ざす人々が所有してきた私物と、その背景にある記憶や感情、関係性を発見・共有する体験型マーケットです。出展者(語り手)は、渋谷にゆかりのある多様なキュレーターたち。それぞれが「自身の記憶と物語を宿したモノ」を持ち寄り、ストーリータグとともに展示・販売を行います。買う行為そのものが、誰かの記憶と出会う体験になります。さらに来場者自身も“語り手”となり、思い出を宿したモノを持ち寄って展示・交換するプログラムや、来場者が滞在し、音楽や飲み物を片手に会話を楽しむことができるSTORY LOUNGEを併設します。 「モノをきっかけとした記憶の交差」が会場全体にひろがっていきます。ここで交わされるのは、商品ではなく、物語。記憶が語られるとき、人と人との境界線がふわりと交差し、渋谷という都市に新たな物語のレイヤーが重ねられていきます。

渋谷スクランブルスクエアを起点に、地域と人をつなぐ新しい取り組みを展開

渋谷スクランブルスクエアを起点に、不動産や施設が持つ「場所の可能性」に新たなアプローチを試みます。これまで物販やサービスの提供を中心に設計されてきた空間において、人や地域文化が主役となるまちづくりを推進し、施設が「地域とのつながりを育む媒介」となることを目指しています。

「渋谷らしさ」と「地域の親しみやすさ」が共存する、新しい都市型イベントの形を提示

今回のイベントでは、渋谷という都市の特性、 渋谷スクランブルスクエアの施設立地を活かし、地域と施設、そして人と人との新たな縁が生まれる企画を目指しました。会場には常に人の流れが生まれ、来場者からは「新しい店を知ることができた」「こんな場所に出会えた」という発見の声が寄せられました。また、出店者同士の自然な交流も広がり、その後のつながりへと発展する場面も多く見られました音楽ライブやライブペイント、物物交換エリアといった企画も実施し、従来のフリーマーケットとは一線を画す「物語と出会う」都市型イベントとして成功。「都会の洗練さ」と「地域の親しみやすさ」が交差する中で、渋谷ならではの文化的価値を提示することができました。

Project Member

Partner

curator:Ryo Machida(biu/MAZE&KEYS)
Design / Art direction:Ryo Machida(biu/MAZE&KEYS)
舞台監督:Yuma Seki