DATUM STUDIO株式会社・ちゅらデータ株式会社
ブランド戦略設計・タクシー広告等「日本語って、マジでむずい。」
- PERIOD:
- 2025.1〜2025.3
- CLIENT:
- DATUM STUDIO株式会社・ちゅらデータ株式会社
- ROLE:
- Brand Communication / Creative
AI文章校正ツール「ちゅらいと」のプロダクトブランド戦略〜クリエイティブ制作までトータルでサポート
DATUM STUDIO株式会社とちゅらデータ株式会社が提供するAI文章校正ツール「ちゅらいと」において、GEKIはブランド戦略・プロモーション全体のクリエイティブ設計・サービスサイト・タクシー広告・ラジオCM・WEBバナー・ダウンロード資料制作を担当しました。
知名度や導入実績がなくても、ブランドとして勝つための戦略設計
「ちゅらいと」はリニューアル直後、導入実績や知名度といった“選ばれる理由”をまだ持たない状態からのスタートでした。GEKIはその状況を踏まえ、「誰に、どのような状況で使われるべきか」というブランド戦略の再設計から取り組みました。
すでに多くのAIツールや文章校正サービスが存在するなかで、注目したのは、誰かが片手間で担わざるを得ない“マイナスをゼロに戻す作業”が日常的に発生している現場です。たとえば、若手社員による誤字脱字のチェックや、広報担当者が一人で抱える社内原稿の確認といったケースが挙げられます。
そうした作業に対して、「せめてここまでは」という最低限のラインを一瞬で突破してくれる存在としてのブランドポジションを策定。また、誰もが感じる普遍的な戸惑いに寄り添う言葉として「日本語って、難しい。」をコミュニケーションワードに掲げ、共感から始まるブランド体験を設計しました。
カスタマージャーニー全体を見据え、サービスサイトを起点に、タクシー広告・ラジオCM・WEBバナー・ダウンロード資料までをGEKIが一貫して制作しました。
ブランド戦略から一貫した設計により、BtoB広告賞「金賞」を受賞
ブランド戦略とコミュニケーション施策を一体で設計・実行した本プロジェクトは、「単なる機能訴求にとどまらない、ブランドの立ち上げ方と広げ方」が評価され、第46回「2025日本BtoB広告賞」ウェブサイト<製品・イベントPR>の部にて金賞を受賞しました。
YouTube広告・タクシー広告・SNS広告・検索連動広告など複数チャネルを組み合わせ、BtoBターゲットに向けた認知とCV獲得を両立。映像のYouTube再生回数は約160万回に達し、想定比で2.7倍以上の成果を記録しました。特にタクシー広告は高い視認性を発揮し、業界関係者からも「印象に残った」とのフィードバックが複数寄せられています。
特にYouTube広告は再生単価を大幅に抑えながらも高い完了率を維持。テレビデバイスでの視聴なども成果に寄与したと分析されています。
全体を通じて、感情訴求と数値検証の両面を両立したBtoBプロモーションの好事例となり、プロダクトのブランド価値向上にも貢献する施策となりました。




Project Member
Partner
Brand Agency : GEKI Inc.
Business Producer : Chikara Sakusabe
CD + C + Planner : Kengo Ujiie
Planner:s.s
Marketing Director:Toshiki Matsunaga
Art Director :ARKREIS
Web Director:Aki Nomura
Motion Designer:MANUILOVA IULIIA
Engineer:Masami Kitano
Film Director+Edit : Natsuro Fujiwara
Cinematographer : Tom Tominaga
Lighting Director : Fuyuki Ishikawa
Art Director : RINNA
Hair Makeup : Akari Nagato
Recording+MA : Yu Mitamura
Online Editor : Hidehisa Watanabe
Colorist : Yuta Hirabayashi
Cast :(Business Person) Takafumi Obata
Cast :(Announcer)Fumihiro Kitano